ダメージに関して考えてみた。。。
白髪の原因は老化ではない!ご存知でしたか!?
さて、今回からはヘアダメージに関する事を書いていきます。
結論から言います。
原因はキューティクルにあります。
キューティクルは髪を守ってくれているウロコ状の層になっています。
これが、ずれる、浮き上がる、剥がれる
この順序でダメージして行くのです。
後日にまた加筆致しますが、ダメージは加速します!!
1つの要因を皮切りに加速度的に進行して行くんです。
なのでまずは『ずれる』
ここから対処して行く必要があります。
ずれる原因は薬剤などの化学物質も幾つかあるのですが、『酸化』も1つの要因です。
そうです!美と健康は活性酸素との戦いなんです!
残念ながら、例えばカラーの後に『今日はトリートメントどうされますかぁ~?』
またはトリートメントセットメニューではこのズレは元には戻りませんし、抗酸化作用も期待できません。
そうです!ノンダメージサロンのプラチナアクアしかないのです!
プラチナアクアは特殊な酵素とミネラル、分子の振動によりキューティクルのズレを戻します。
これは現在のところ世界で唯一のテクノロジーです。
CMの様なコーティングではその時の質感は最高ですが、すぐに劣化します。
ちなみに言いますがシリコンは全く悪者なんかじゃありませんからね!!
(ここはまたの機会に。。。)
このキューティクルのズレを改質するだけでツヤは見違えるほどになります!
コーティング処理ではありませんので劣化も基本的にはしません。
キューティクルを傷めない施術をすることで髪の水分の質が変わります!
はい!こんな色!塗って、時間おいて、シャンプーして、etc…
一般的な手法だけでは、今はよくても将来必ず差がついてしまいます。
ズレてしまったキューティクルをそのままのして行くと次は浮き上がって来ます。
浮き上がるとどうなるか??
分かりやすいのは『手触りが悪くなる』と『髪が乾くのが遅くなる』これです!
髪にとって水分は非常に大切です。
あくまでも『適正な水分量』というものがあります。
水には『自由水』と『結合水』とがあります。
これは肌も同様なのですが、自由水というのはその名の通り自由に出入りする水。
一方、結合水は乾いた後も残る水分量ということです。
リフトしたキューティクルは例えれば雨の日に窓が開きっぱなしの部屋です。
本来入ってこないはずの水が入ってくるわけですから部屋の中は水浸しになります。
入る水が多ければ多いほどに引いた後の被害は比例して大きくなりますよね?
なのでちゃんと窓は閉めなければならない。
適正な『潤い』を保つだけの『結合水による保湿』を行わなければなりません。
結合水でなければ肌や髪には浸透しないのです。
当店では、この結合水に最も近い水を使った施術を行います。
ズレた部分は改質しますが、リフトした部分は保護しなけれななりません。
残念ながらトリートメントをどんなに行ってもこれではリフトしたキューティクルを保護することは困難です。
トリートメントの前の『下地作り』が非常に大切なんです。
キューティクルと同じ糖タンパク質を活用します。
これが必要以上の水を髪の中に入れない『疎水(そすい)』という状態になります。
健康毛は『疎水性』と言います。
反対にダメージ毛は『親水性(しんすいせい)』と呼びます。
簡単に言うと、ダメージすると『髪が乾きずらくなる』んです。
理由は水が多いから、水が多いんだから乾きにくくなるに決まってますよね?
だから『トリートメントで保湿しましょう!』というのはおかしな話だと思いませんか?
だって水がたくさんあるのに保湿するんですよ?
人体の外側は元々、疎水性です。必要以上の水の侵入は大嫌いなんです。
お風呂も長く浸かり過ぎるとふやけますよね?髪も同じなんです。
なのでまずはキューティクルをズラさない施術を受けること、ズレて浮き上がってしまった部分はきちんとしたケアを行うこと。これがとても大切です!
そして、浮いて、そして剥がれてしまったキューティクル。。。。
このダメージは非常に厄介です。
家で例えると窓も壁も無い状態と言いましょうか。。。
水は大量に入って来ますし、出て行く時(即ち乾く時)に水と一緒に色んなものを一緒に外へ連れて行ってしまいます。こうなると髪の中は空洞だらけになってしまいますね。。。
ここまで来ると何の手立ても打たない場合『ダメージの加速』が飛躍的に進みます!
では?どうしたら良いのか??
勿論、この様な状態にならない事が大前提ではあるのですが。。。
結論から言うと、『治すことは不可能』です。
しかし『直すことは可能』なケースが非常に多いです!!
残念ながら一般的なトリートメントでは一過性のものすぎて効果を期待出来ないどころか、結果として悪化させてしまう事があります。
理由は大きく2つあります。
1つは『水が好き』な状態から『水が嫌い』な状態に出来ない。
無くなったものをどんなに中に入れようとしても、そんなに簡単には入りませんし、入ったとしても出て行きます。『残る工夫』と『水に対する耐性』が不可欠です。
2つ目は『酸化』に対して
トリートメントのそのほとんどは『油』です。地球上の液体は水と油以外には基本的には存在しません。油(オイル)は酸化しやすいものが非常に多いです。酸化は肌は勿論、髪にとっても大敵なんですね。そして酸化したものは『還元』させなければ直らない訳です。
10円玉は汚れてて、洗っても拭いても綺麗にはなりませんよね?あれが酸化です。
ところが還元反応を使うと一瞬で綺麗になります。サビも同じですね!!
この様に、キューティクルが剥がれ落ち『形が変わってしまった髪』は『何かを補う』だけでは綺麗に見える様になることはないのです。
『形状と性質を変えて』初めて綺麗に見える様になります。
適切な水分量が維持できる状態へ、必要以上の水が侵入しない状態へ、紫外線などの酸化に対しての抗酸化作用を高める様に。。。
様々な事象を考えて、1度の施術では大きく変わらない方もおられますが、よりシンプルな施術に特化することで5年後、10年後を見据えた施術が必ず良い結果が出ます。